ハリネズミの健康管理|かかりやすい病気と病院に連れて行くタイミング
2025/02/04

ハリネズミを健康に飼育するためには、病気の予防や早期発見が重要です。本記事では、ハリネズミがかかりやすい病気と、病院に連れて行くべきタイミングについて解説します。
1. ハリネズミがかかりやすい病気
皮膚疾患
- ダニ症:かゆがる、針が抜ける、皮膚が赤くなる
- 真菌症:皮膚が乾燥し、フケが出る
- アレルギー性皮膚炎:床材や食事による影響で皮膚が炎症を起こす
消化器系の病気
- 下痢・便秘:食事の変化やストレスが原因
- 腸閉塞:異物誤飲によって腸が詰まる
- 口内炎・歯のトラブル:食欲が低下し、口の中が赤くなる
呼吸器系の病気
- 肺炎:くしゃみ、鼻水、呼吸が荒くなる
- 気管支炎:寒暖差やストレスで発症
腫瘍・がん
- ハリネズミは腫瘍ができやすく、高齢になると発症リスクが高まる
- 体のどこかにしこりができたり、体重が急激に減少したりする
2. 病院に連れて行くタイミング
こんな症状が出たらすぐ病院へ
- 食欲がない、または急に食事量が減った
- 体重が急に減少した(1週間で10%以上減ると危険)
- 排泄物の異常(下痢・血便・便秘が続く)
- 呼吸が苦しそう、くしゃみや鼻水が出る
- 皮膚が赤くなり、針が異常に抜ける
- 歩き方がおかしい、ふらつく
- 体にしこりがある
定期的な健康チェックの重要性
- 月に1回は体重を測る
- 皮膚や針の状態を確認する
- 食事量や便の状態を記録する
- 異変を感じたら早めに動物病院へ相談する
3. ハリネズミを診察できる動物病院の探し方
- エキゾチックアニマルを診察できる病院を探す
- 事前に診察可能か電話で確認する
- 万が一に備え、かかりつけの病院を見つけておく
まとめ
ハリネズミの健康を守るためには、日々の観察と早期対応が大切です。異常が見られたら早めに動物病院へ相談し、適切な治療を受けさせましょう。