デグーの適切な運動量とは?回し車や遊び場の工夫

2025/02/18
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デグー

デグーは活発で運動が大好きな動物です。適切な運動量を確保しないと、ストレスが溜まったり、肥満になったりすることがあります。

この記事では、デグーに必要な運動量の目安や、回し車・遊び場の工夫について詳しく解説します!


1. デグーに必要な運動量の目安

デグーの運動量は、1日1〜2時間以上の活動が理想的です。

運動が足りているデグーの特徴

  • 日中も適度に動いている
  • ケージ内で活発に遊ぶ
  • 鳴き声が元気で、ストレスが少ない

⚠️ 運動不足のサイン

  • ケージの金網を噛む(ストレスの表れ)
  • 体重が増える(肥満)
  • 落ち着きがない(ストレス行動)

デグーが健康的に過ごせるよう、運動できる環境を整えましょう!


2. デグーに適した回し車の選び方と注意点

① 回し車のサイズは直径30cm以上が理想

デグーは背骨が柔軟ですが、小さい回し車を使うと背骨に負担がかかり、ケガの原因になります。

おすすめサイズの目安
直径30cm以上のものを選ぶ(できれば35cm以上)
側面が金属ではなく、足を挟みにくい素材(プラスチック・木製)

💡 NGな回し車の特徴
直径25cm以下(小さすぎると背中が曲がる)
金網タイプ(足を挟んでケガのリスク)

おすすめの回し車の例

  • サイレントホイール(30cm以上) → 静音で使いやすい
  • 木製ホイール → 自然素材で足に優しい

3. ケージ内で運動できる環境づくり

① ケージ内のレイアウトを工夫する

デグーは上下運動が得意なので、立体的なレイアウトを作ると良い運動になります。

ステップ・棚を設置して登れる環境を作る
ロープやハンモックでアスレチック風に
かじり木・トンネルを設置して探索できる環境にする

💡 ポイント

  • ケージは幅60cm以上、高さ60cm以上が理想的
  • 2段・3段のレイアウトにすると運動量が増える

② おもちゃを活用して運動不足を解消

デグーは好奇心旺盛なので、おもちゃを活用すると自然に運動量が増えます。

おすすめのおもちゃ
木製ブランコ(ゆらゆら揺れて楽しい)
かじり木トンネル(かじる&くぐる遊び)
ボール型おもちゃ(転がして遊べる)

💡 注意点

  • プラスチック製のおもちゃはかじると危険なので避ける
  • 1週間ごとにおもちゃを入れ替えて飽きさせない

4. 部屋んぽ(室内散歩)の時間を作る

デグーはケージの中だけでなく、部屋の中を自由に動き回れる時間を作ると、よりストレス発散になります。

① 1日30分〜1時間の部屋んぽを取り入れる

広いスペースで自由に遊ばせる
部屋の温度管理を徹底(20〜26℃が理想)
かじってはいけないもの(電気コード・家具)を片付ける

💡 安全な部屋作りのポイント

  • 電気コードをカバーで保護する(かじると感電の危険)
  • 落ちると危ない場所に登らせない(ソファの上など)
  • 誤飲を防ぐため、小さなものを片付ける

5. まとめ|デグーの健康のために運動環境を整えよう!

デグーの運動量は1日1〜2時間が理想
直径30cm以上の回し車を選ぶ
ケージ内を立体的にレイアウトし、運動できる環境を作る
おもちゃやトンネルを活用して遊ばせる
1日30分〜1時間の「部屋んぽ」時間を確保する

デグーが健康的に過ごせるよう、適切な運動環境を整えてあげましょう!