デグーの適切な運動量とは?回し車や遊び場の工夫

デグーは活発で運動が大好きな動物です。適切な運動量を確保しないと、ストレスが溜まったり、肥満になったりすることがあります。
この記事では、デグーに必要な運動量の目安や、回し車・遊び場の工夫について詳しく解説します!
1. デグーに必要な運動量の目安
デグーの運動量は、1日1〜2時間以上の活動が理想的です。
✅ 運動が足りているデグーの特徴
- 日中も適度に動いている
- ケージ内で活発に遊ぶ
- 鳴き声が元気で、ストレスが少ない
⚠️ 運動不足のサイン
- ケージの金網を噛む(ストレスの表れ)
- 体重が増える(肥満)
- 落ち着きがない(ストレス行動)
デグーが健康的に過ごせるよう、運動できる環境を整えましょう!
2. デグーに適した回し車の選び方と注意点
① 回し車のサイズは直径30cm以上が理想
デグーは背骨が柔軟ですが、小さい回し車を使うと背骨に負担がかかり、ケガの原因になります。
おすすめサイズの目安
✅ 直径30cm以上のものを選ぶ(できれば35cm以上)
✅ 側面が金属ではなく、足を挟みにくい素材(プラスチック・木製)
💡 NGな回し車の特徴
❌ 直径25cm以下(小さすぎると背中が曲がる)
❌ 金網タイプ(足を挟んでケガのリスク)
おすすめの回し車の例
- サイレントホイール(30cm以上) → 静音で使いやすい
- 木製ホイール → 自然素材で足に優しい
3. ケージ内で運動できる環境づくり
① ケージ内のレイアウトを工夫する
デグーは上下運動が得意なので、立体的なレイアウトを作ると良い運動になります。
✅ ステップ・棚を設置して登れる環境を作る
✅ ロープやハンモックでアスレチック風に
✅ かじり木・トンネルを設置して探索できる環境にする
💡 ポイント
- ケージは幅60cm以上、高さ60cm以上が理想的
- 2段・3段のレイアウトにすると運動量が増える
② おもちゃを活用して運動不足を解消
デグーは好奇心旺盛なので、おもちゃを活用すると自然に運動量が増えます。
おすすめのおもちゃ
✅ 木製ブランコ(ゆらゆら揺れて楽しい)
✅ かじり木トンネル(かじる&くぐる遊び)
✅ ボール型おもちゃ(転がして遊べる)
💡 注意点
- プラスチック製のおもちゃはかじると危険なので避ける
- 1週間ごとにおもちゃを入れ替えて飽きさせない
4. 部屋んぽ(室内散歩)の時間を作る
デグーはケージの中だけでなく、部屋の中を自由に動き回れる時間を作ると、よりストレス発散になります。
① 1日30分〜1時間の部屋んぽを取り入れる
✅ 広いスペースで自由に遊ばせる
✅ 部屋の温度管理を徹底(20〜26℃が理想)
✅ かじってはいけないもの(電気コード・家具)を片付ける
💡 安全な部屋作りのポイント
- 電気コードをカバーで保護する(かじると感電の危険)
- 落ちると危ない場所に登らせない(ソファの上など)
- 誤飲を防ぐため、小さなものを片付ける
5. まとめ|デグーの健康のために運動環境を整えよう!
✅ デグーの運動量は1日1〜2時間が理想
✅ 直径30cm以上の回し車を選ぶ
✅ ケージ内を立体的にレイアウトし、運動できる環境を作る
✅ おもちゃやトンネルを活用して遊ばせる
✅ 1日30分〜1時間の「部屋んぽ」時間を確保する
デグーが健康的に過ごせるよう、適切な運動環境を整えてあげましょう!