デグーの適切な温度管理|夏・冬の対策と注意点

2025/02/18
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デグー

デグーは寒暖差に弱く、適切な温度管理をしないと体調を崩したり、最悪の場合命に関わることもあります。 本記事では、デグーに最適な温度・湿度や、夏・冬の具体的な対策について解説します。


1. デグーに適した温度と湿度

デグーが快適に過ごせる温度と湿度は以下の通りです。

適温:20~26℃(理想は22~24℃)
湿度:40~60%(多湿・乾燥どちらもNG)

⚠️ 危険な温度

  • 30℃以上:熱中症のリスクが高まる
  • 15℃以下:低体温症のリスクが高まる

2. 夏の暑さ対策(熱中症を防ぐ)

デグーは暑さに非常に弱く、室温が30℃を超えると熱中症の危険が高まります。

✅ 夏の暑さ対策

🌬 エアコンを活用(設定温度24~26℃)
🔵 冷却プレートや大理石をケージに設置
🧊 凍らせたペットボトルをタオルに包んでケージの近くに置く
🪟 カーテンを閉めて直射日光を防ぐ
🌀 扇風機は間接的に(直接風を当てない)

🚨 熱中症の症状と対処法

症状
✅ ぐったりして動かない
✅ 呼吸が荒い・口を開けて呼吸する
✅ 体が熱くなっている

対処法
⚠️ すぐに涼しい場所に移動し、体を冷やす
⚠️ 水を飲ませる(無理に飲ませない)
⚠️ 症状がひどい場合はすぐに動物病院へ


3. 冬の寒さ対策(低体温症を防ぐ)

デグーは寒さにも弱く、室温が15℃以下になると体調を崩しやすくなります。

✅ 冬の寒さ対策

🔥 ペットヒーターをケージの一部に設置(常時ONに)
🛏 フリース素材の寝床や巣箱を用意する
🎛 エアコンを20~24℃に設定
🧣 ケージに毛布をかけて保温(通気性を確保する)
🔆 日中は窓際の暖かい場所にケージを移動(直射日光は避ける)

🚨 低体温症の症状と対処法

症状
✅ 震えている・動きが鈍い
✅ 食欲がない・水を飲まない
✅ 体が冷たい

対処法
⚠️ ゆっくりと暖める(急激に温めるのはNG)
⚠️ ペットヒーターの上に移動させる
⚠️ 症状がひどい場合は動物病院へ


4. 湿度管理も重要!

湿度が高すぎるとカビや細菌が繁殖しやすくなり、呼吸器系の病気の原因になります。逆に乾燥しすぎると皮膚トラブルや脱水の原因になるため、湿度40~60%をキープすることが大切です。

✅ 湿度調整の方法

🌫 湿度が高いとき(梅雨・夏場)
✅ 除湿機やエアコンの除湿機能を使う
✅ 風通しを良くする(サーキュレーター活用)
✅ 乾燥した牧草を使う(湿気を含んだものは避ける)

💦 湿度が低いとき(冬場)
✅ 加湿器を使用する(ケージの近くに置きすぎない)
✅ 水飲み場を増やす


5. ケージの配置も重要!

デグーのケージの設置場所も、温度管理のポイントです。

直射日光が当たらない場所に置く
エアコン・ヒーターの風が直接当たらない場所に置く
湿気の多い場所は避ける


6. まとめ|デグーを快適な環境で育てよう!

適温は20~26℃、湿度は40~60%をキープ
夏はエアコン・冷却グッズを活用して熱中症を防ぐ
冬はヒーターや保温対策をして寒さから守る
湿度管理も重要!除湿・加湿を適切に行う

デグーが健康に過ごせるように、しっかり温度・湿度管理をしましょう!